髪の毛が抜ける理由

一般的に髪の毛が抜けるものにも3種類あります。円形脱毛症と抗がん剤などの影響で抜けるもの、そして青年期、中年期から始まる男性の薄毛、いわゆる



と言われるものです。

人によって頭頂部から来る人もいれば額が広くなっていく額の生え際が後退するなど様々です。この男性型脱毛症に大きくかかわってくるのがテストステロンと呼ばれる男性ホルモンです。このテストステロンというホルモンは男性だけでなく女性も体内で作られますが男性の方が多くあります。

実はこの男性ホルモンは毛を生やす作用もあります。体毛や髭など男性を毛深くしているのです。女性よりも男性の方が毛が濃いのも納得です。

では本来毛を生やす作用のあるこのテストステロンがなぜ私たちを悩ますAGAの原因になっているのかと言えばDHT(ジヒドロテストステロン)という物質を作り出す為です。

男性ホルモン感受性毛包の毛乳頭細胞には男性ホルモン受容体が存在するが,髭や前頭部,頭頂部の毛乳頭細胞に運ばれたテストステロンは II 型 5α―還元酵素の働きにより,さらに活性が高いジヒドロテストステロン(DHT)に変換されて受容体に結合する.

引用元:AGA病態‐日本皮膚科学会

テストステロンは特殊な酵素と結びつくと脱毛を促進する物質を作り出すのですが頭頂部や前頭部の毛乳頭にその特殊な酵素が多くあり後頭部や側頭部などにはほとんど存在していません。AGAが前頭部や頭頂部に起こる理由がお分かり頂けたと思います。

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男性の3人に一人

男性20歳以上の



と言われています。もちろん20代でなる人は5,6%ですがそれでも若ハゲと言われる年代にも数パーセントもいることは無視できません。

60代になると半数の人が発症し、70代以上になれば6割を超える人がAGAを発症します。トータルでは30%ですが年齢が高くなれば発症する可能性は非常に高いのがAGAです。

AGAは様々な誘因が重なり、なんらかのスイッチが入り発症しますが進行型であり何もしなければどんどんと髪の毛は減っていきます。ですから少しでも早くケアすることが重要で、それが早ければ早いほど効果的に改善できると言われています。

これだけ多くの割合で発症するAGAは他人事ではありません。男性ならまず薄毛、AGAの知識をしっかりと持ち、対策を考えなければなりません。

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髪の毛は抜けるもの

髪の毛は永遠なものではありません。そもそも



です。髪の毛は毛母細胞の細胞分裂によって成長し、それが止まり抜け落ちる。そしてまた、新しい髪の毛が生まれてきます。

このサイクルは2年から7年といわれ、そのサイクルには間違いなく抜け落ちるも含まれています。つまり抜け落ちること自体は自然な事なのです。問題なのは抜け落ちた後に新しく生まれてこない。抜け落ちた後に出来た髪が弱く、細くなる事が問題なのです。

このサイクルが狂った状態がAGAなのです。徐々に弱弱しい髪の毛になり次第に生えてこなくなってしまうのです。抜け毛を防ぐのではなくこのサイクルを正常に戻すことが抜け毛対策なのです。

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