高級アルコール系シャンプーとは、一般に高級アルコール由来の陰イオン界面活性剤を主な洗浄成分として使うシャンプーを指します。ここでいう「高級」は値段や品質の高さではなく、化学的な分類に由来する言葉です。
泡立ちや洗浄性に優れた製品が多い一方、実際の洗浄力や刺激感は洗浄成分の種類・配合量・組み合わせなど製品全体の処方によって変わります。
高級アルコール系シャンプーとは?
高級アルコールを原料の一部として作られる界面活性剤を配合したシャンプーを、一般に高級アルコール系と呼びます。
「高級」は高価格という意味ではない
化学分野では、比較的炭素数の多いアルコールを高級アルコールと呼びます。そのため、高級アルコール系という名称から価格帯や品質を判断することはできません。
代表的な洗浄成分
ラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸Naなどが例として挙げられます。ただし、実際のシャンプーでは複数の界面活性剤を組み合わせていることがあります。
高級アルコール系シャンプーのメリット
泡立ちや洗浄性を得やすく、皮脂や整髪料を洗い流したい場面で使いやすい製品があります。
皮脂や汚れを落としやすい
皮脂量が多い人や整髪料を使用する人では、必要な汚れを落とせることがメリットになる場合があります。
泡立ちのよい製品が多い
泡を広げやすく、頭皮と毛髪を洗いやすい使用感につながることがあります。
【メリット】
- 皮脂や汚れを落としやすい製品がある
- 泡立ちを得やすい
- 整髪料を使う人の選択肢になる
高級アルコール系シャンプーのデメリット
洗浄力のある製品では、乾燥しやすい頭皮に使用するとつっぱりや刺激が気になることがあります。ただし、高級アルコール系という分類だけで全製品を「刺激が強い」と断定することはできません。
乾燥しやすい人は使用後を確認する
洗髪後に頭皮がつっぱる、細かなフケが増えるなどの変化があれば、現在の製品が頭皮状態に合っているかを見直します。
成分一つだけで刺激性を決めない
界面活性剤の組み合わせ、保湿成分などを含む処方によって使用感は異なります。
【注意したい点】
- 乾燥・つっぱりが出ないか確認する
- 強くこすって洗わない
- 洗浄成分一つだけで製品全体を評価しない
高級アルコール系は薄毛の人に向かない?
薄毛という理由だけで高級アルコール系を一律に避ける必要があるとはいえません。皮脂量、乾燥、整髪料、洗髪後の状態から判断します。
シャンプーと薄毛治療は別
洗浄成分を変更することと、AGAなどの脱毛症を治療することは別です。
赤み、強いかゆみ、湿疹などが続く場合は使用を見直し、症状が強い・改善しない場合は皮膚科医へ相談してください。