医療用ウィッグは、抗がん剤治療などで脱毛した人が利用する選択肢の一つです。ただし、脱毛したら必ずウィッグが必要というわけではなく、帽子など別の方法を選ぶこともできます。
医療用ウィッグは脱毛時の選択肢の一つ
がん治療による脱毛など、髪の外見変化を補いたい人が使用します。病名や性別、年齢だけで使用対象が決まるものではありません。脱毛の原因については治療担当者へ確認しましょう。
最初に確認すること
脱毛時のウィッグは「使うべきもの」ではありません。生活場面と本人の希望に合わせて、使うかどうかから選択できます。
治療前に情報だけ集めておく方法もある
国立がん研究センターは、治療前には必要と思っても実際には使わない場合や、逆に脱毛後に気持ちが変わる場合があるため、慌てて購入する必要はないとしています。まず種類や価格を知っておく方法があります。
【名称や価格だけで判断しない】
「医療用」という表示や価格だけでは、自分に適した製品・制度か判断できません。用途、条件、着け心地、申請要件を確認しましょう。
使う場面に合わせて種類を選ぶ
外出や仕事のときだけ使う、毎日使うなど、利用場面によって必要な着け心地や耐久性は変わります。帽子と使い分ける方法もあります。
【確認の進め方】
公式情報で現在の条件を確認し、不明点は販売店だけでなく自治体やがん相談支援センターなど適切な窓口へ確認します。
頭皮が敏感な時期は着け心地も確認する
治療中は頭皮の状態が変化することがあります。締め付けや摩擦が気になる場合は無理に装着せず、医療者やがん相談支援センターへ相談することもできます。
参考資料:国立がん研究センター がん情報サービス「脱毛」