AGAクリニックを受診するときは、現在使っている育毛剤・発毛剤・内服薬・サプリメントなどを医師へ伝えることが大切です。
商品名だけでなく、成分、使用期間、使用頻度、気になる症状を整理しておくと診察時に情報を共有しやすくなります。特に「育毛剤」と「発毛剤」は同じものとして扱わず、製品区分と成分を確認しましょう。
AGAクリニックで使用中の育毛剤・発毛剤は伝える?
使用中の製品は、自己判断で省略せず医師へ伝えます。
商品名と成分を伝える
同じような薄毛対策の商品でも、医薬品、医薬部外品、化粧品など製品区分や成分が異なります。商品名が分かる容器、外箱、説明書、購入履歴などを確認しておくと伝えやすくなります。
- 商品名
- 有効成分・主な成分
- 使用開始時期
- 使用回数・使用量
育毛剤と発毛剤を区別する
医薬部外品の育毛剤と、ミノキシジルなどを有効成分とする一般用医薬品の発毛剤では、位置づけや効能・使用上の注意が異なります。
「頭皮に使う商品」とまとめず、製品名と成分をそのまま医師へ伝えます。
発毛剤を使っている場合に確認したいこと
発毛剤は医薬品であるため、使用状況と体調変化を具体的に伝えます。
ミノキシジル外用の使用状況を伝える
日本皮膚科学会の診療ガイドラインでは、男性型・女性型脱毛症へのミノキシジル外用は推奨度Aです。ただし、製品ごとの対象者や使用方法を守る必要があります。
【医師へ伝える内容】
- 製品名と濃度
- 1日の使用回数
- 使用期間
- 使用後の変化
気になる症状があれば伝える
ミノキシジル外用薬の使用後に発疹・発赤、かゆみ、かぶれなどが現れた場合は、副作用の可能性があるため、直ちに使用を中止し、説明書を持って医師または薬剤師へ相談します。症状が軽くても次回予約まで使い続けず、使用開始日と症状が出た時期を伝えてください。
【自己判断を避けること】
- 使用量を増やす
- 複数の発毛剤を重ねて使う
- 症状があるのに使い続ける
- 処方薬を自己判断で追加する
育毛剤・発毛剤以外に受診前に整理したい情報
薄毛対策の商品だけでなく、服用中の薬やこれまでの治療歴も診察に必要な情報です。
処方薬・市販薬・サプリメントを整理する
AGA治療薬以外も含め、現在使用している薬やサプリメントを伝えます。お薬手帳や薬の一覧があれば持参すると確認しやすくなります。
- 処方薬
- 市販薬
- サプリメント
- 過去に使用したAGA治療薬
薄毛の経過と過去の写真を確認する
いつ頃から気になったか、どの部位が変化したか、急激な抜け毛がなかったかを整理します。同じ条件で撮った過去の写真があれば経過確認の参考になります。
使用中の商品だけでなく、薄毛の経過と治療歴もセットで伝えると診察時の情報整理に役立ちます。
AGAクリニック受診前の確認ポイント
受診前は、使用中・中止済みの製品と、その使用期間を正確に伝えられるよう準備します。副作用が疑われる場合は各製品の使用中止・相談の指示に従い、それ以外の処方薬を自己判断で一斉に中止しないでください。
使用中の商品を写真に残す
容器の表面だけでなく、成分や使用方法が記載された面も撮影しておくと、診察時に確認しやすくなります。
【受診前の準備】
- 商品・薬の写真を撮る
- 使用期間をメモする
- 気になる症状を記録する
- お薬手帳を準備する
AGA以外の可能性も自己判断で除外しない
急激な脱毛、円形・まだらな脱毛、強い頭皮症状などがある場合は、AGAだけを前提にせず医師へ経過を伝えます。
【診察を優先したい変化】
- 急に抜け毛が増えた
- 円形・まだらに抜けた
- 強い赤み・痛みがある
- 全身症状を伴う
受診時は「何を使っているか」を隠さず、製品名・成分・使用状況・体調変化をまとめて伝えます。
参照資料:日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」、大正製薬「リアップ・お悩み回答ページ」