「ウィッグ」は頭髪製品全般を指す呼び方として使われ、「部分かつら」はその中でも分け目・つむじなど一部を覆う製品を指すことが一般的です。 ただし、事業者によって「部分ウィッグ」「トップピース」「ヘアピース」など名称は異なります。名称より、どの範囲を覆える製品なのかを確認しましょう。
ウィッグと部分かつらはどう違う?
ウィッグには全頭用も部分用もあり、部分かつらは主に限られた範囲をカバーする製品として理解すると整理しやすくなります。
部分用は自毛となじませて使う
部分かつらは自毛を残したまま薄い部分へ重ね、周囲の髪となじませるタイプが中心です。
クリップなど装着方法も製品ごとに異なります。
全頭用は髪型全体を作れる
フルウィッグなら広い範囲を一体として覆えるため、自毛との毛量差が大きい場合にも選択肢になります。
【範囲の違い】
- 部分用=必要箇所を補う
- 全頭用=頭部全体を覆う
- 自毛量で適性が変わる
- 装着方法も確認
薄毛範囲だけでなく希望する髪型も考えます。
分け目・つむじの薄毛ならどちらを選ぶ?
周囲に十分な自毛があり、薄い範囲が限られている場合は部分用をなじませやすいことがあります。
分け目はベース幅を確認する
分け目の透ける長さや幅に対して、ベースが小さすぎると十分に覆えない場合があります。
- 薄い範囲
- ベースサイズ
- 分け目位置
- 自毛の色
- 固定位置
普段分け目を変える人は可動範囲も確認します。
つむじは上からの見え方を見る
頭頂部は自分では見えにくいため、試着時に上方や後方から確認します。
【試着方法】
- 正面
- 真上
- 斜め後ろ
- 横
- 髪を動かした状態
毛流れと自毛との境目が自然かを見ます。
薄毛が広い場合はどう選ぶ?
部分用のベースから薄毛範囲が大きくはみ出す場合は、より大きい部分用やフルウィッグも比較します。
カバー範囲に余裕を持たせる
薄毛範囲ぎりぎりの製品では、髪が動いたときに境目が見えやすくなることがあります。
【広範囲で見る点】
- カバー面積
- 自毛密度
- 固定できる位置
- 境目
- 将来の範囲変化
現在の薄毛だけでなく進行時の対応も確認します。
自毛が少ない場合は固定方法を確認する
クリップ式などは固定に利用する自毛の位置や量が関係する場合があります。
【固定時の注意】
- 強い引っ張り
- 同じ位置への負担
- 痛み
- 頭皮の赤み
- クリップ位置
痛みや違和感が続く場合は装着方法を見直します。
薄毛範囲以外に確認するポイント
毎日の使用時間、着脱のしやすさ、メンテナンス費用も選択に影響します。
生活場面に合う製品を選ぶ
仕事、運動、外出など使用する場面によって必要な固定感や髪型が変わります。
- 使用時間
- 着脱頻度
- 運動
- 帽子
- 旅行
試着時は普段の生活を具体的に伝えます。
薄毛の原因確認とは分けて考える
ウィッグは外見をカバーする製品で、AGAや女性型脱毛症などを治療するものではありません。
【選択の要点】
- 範囲に合うサイズ
- 自毛となじむ色・質感
- 固定方法
- 維持費
- 脱毛原因は別途確認
急な脱毛や進行する薄毛があれば医療機関への相談も検討します。