ウィッグにトリートメントを使えるかは毛材によって異なります。人毛用、人工毛用、ウィッグ専用品などがあるため、自毛用製品をそのまま使えるとは限りません。
毛材用のケア剤を毛先へ使う
人毛用と人工毛用のケア剤を区別します。使用可能な製品を毛先中心になじませ、すすぐ指定があるものは十分にすすぎます。植毛の結び目やベースへ必要以上に塗り込まず、残留によるべたつきや毛束の固まりを防ぎます。
ウィッグの手入れは素材と製品仕様で変わる
ウィッグは人毛・人工毛・ミックスなどで扱い方が異なり、同じ素材でも製品ごとにケア条件が設定されている場合があります。
人毛と人工毛でケア方法を分ける
人毛は天然の毛髪ですが、ウィッグとして加工された状態では自毛と条件が異なります。人工毛は素材特性が異なるため、専用品が指定されている場合はその指示を優先します。
日常のお手入れで確認したいこと
ベース部分への使用可否も確認する
毛材には使用できても、ベースや接着・固定に関わる部分への付着を避けるよう案内される場合があります。使用する位置も確認します。
専用品の指定があるか確認する
シャンプー、トリートメント、オイル、ブラシなどに専用品が指定されている場合があります。自己判断で代用品を使う前に説明書を確認します。
毛材、人毛・人工毛・ミックスの別、耐熱性、洗浄方法、乾燥方法、使用可能なケア用品、ベース部分への注意事項を確認します。
人毛と人工毛の違いを理解する
「人毛なら自毛とまったく同じ」「人工毛ならすべて熱やケア用品に弱い」と一括りにはできません。
人毛ウィッグの特徴
人毛は自然な質感を得やすい一方、ウィッグとして加工されているため、自毛と同じ条件でケアできるとは限りません。製品ごとの洗浄・乾燥・スタイリング条件を確認します。
人工毛ウィッグの特徴
人工毛は素材や加工によって耐熱性などが異なります。耐熱表示がある場合でも、使用できる温度や器具の条件を取扱説明で確認します。
【素材名だけで判断しない】
同じ「人毛」「人工毛」という表示でも製品仕様は異なります。メーカーや販売店が示す具体的な手入れ方法を優先してください。
ウィッグを傷めにくくする扱い方
洗浄や乾燥、スタイリングでは、強い摩擦、引っ張り、過度な熱などを避けることが基本です。
異変があれば使用方法を見直す
毛材の縮れ、変形、強い絡まりなどが生じた場合は、同じケアを続けず、製品の説明や販売店の案内を確認します。
【頭皮に異常がある場合】
ウィッグ装着中に強いかゆみ、赤み、痛み、腫れなどが出た場合は無理に装着を続けず、症状が強い・続く場合は医療機関へ相談してください。
保管方法も確認する
使用しないときの置き方や保管環境も製品の状態に影響します。専用スタンドなどの使用が推奨されている場合は、その案内に従います。
参考資料:アデランス「医療用ウィッグの選び方」「メンテナンス」