自然さは毛材だけでなく、生え際・つむじ・毛量・サイズなど複数の条件で決まります。
ウィッグは製品ごとにベースや毛材、調整方法が異なります。ここでは一般的な判断軸を整理し、具体的な手入れや耐熱条件は各製品の取扱説明を基準にします。
ウィッグのサイズ選びが重要な理由
大きすぎるとずれや浮きにつながる
頭に対してベースが大きすぎると、動いたときに位置がずれたり、生え際や襟足が浮いたりすることがあります。
小さすぎると締め付けを感じやすい
きついサイズでは圧迫感や痛みにつながることがあります。サイズ表の数値だけでなく、装着時のフィット感を確認します。
頭囲を測るときの基本
メーカー指定の測定位置を確認する
ウィッグのサイズ表はメーカーによって測定方法や区分が異なることがあります。購入先が示す採寸図を基準に測ります。
メジャーを強く締めすぎない
頭に沿わせつつ、食い込むほど強く引かずに測ります。測定位置がずれないよう鏡を使うと確認しやすくなります。
複数回測って差を確認する
測るたびに数値が大きく変わる場合は位置を見直します。脱毛の進行や自毛量の変化がある場合は、使用時期の状態も考慮します。
試着で確認したいフィット感
頭を動かしてずれを確認する
正面を向いた状態だけでなく、左右や上下へ首を動かしてベースが大きくずれないか確認します。
生え際・耳まわり・襟足を見る
端が浮いていないか、耳に不自然に当たらないか、襟足が余っていないかを確認します。
痛みや強い圧迫感を我慢しない
固定感を得るために必要以上に締めるのは避けます。調整機能がある製品は説明に従って調整します。
【手入れ時の注意】
洗浄方法や耐熱温度は毛材・製品ごとに異なります。自己判断で高温のドライヤーやアイロンを使用せず、取扱説明を確認してください。
サイズ表だけで決めないためのポイント
S・M・Lの基準は共通ではない
サイズ名称が同じでも実寸やベース形状は商品によって異なります。必ず各商品のサイズ表を確認します。
髪の有無やインナーも考慮する
自毛をまとめて装着する場合やインナーキャップを使う場合は、実際の装着条件でフィット感を確認します。
迷う場合は試着・相談を利用する
既製品でも試着できる場合があります。境界の数値で迷う場合や治療による毛量変化が予想される場合は、販売店へ相談すると確認しやすくなります。
- 生え際・つむじの見え方
- 毛量と毛色
- サイズと固定方法
- 毛材別の手入れ方法