「トリートメントを頭皮につけると毛穴が詰まり、薄毛になる」と心配する人もいます。しかし、頭皮へ少量触れたことだけで毛穴が詰まり、AGAが進行すると単純に考える必要はありません。一方で、一般的な毛髪用トリートメントは髪を補修・保護する目的で使う製品です。毛髪用として案内されているトリートメントは、頭皮へ積極的に塗り込まず、毛先など髪のダメージが気になる部分を中心に使用しましょう。
トリートメントが頭皮につくだけで毛穴が詰まるとは限らない
トリートメントには毛髪の手触りやまとまりを整えるための成分が配合されています。使用中に少量が頭皮へ触れたことだけで、直ちに毛穴がふさがって薄毛になるという単純な因果関係で説明することはできません。
「毛穴詰まり=AGA」と考えない
AGAでは男性ホルモンの代謝や遺伝的背景などが関係し、DHTが毛包へ作用することで毛周期が変化します。トリートメントが頭皮へ触れたことだけをAGAの原因と決めつけないようにしましょう。
頭皮へ残す必要があるという意味でもない
毛穴詰まりを過度に心配する必要がないからといって、一般的な毛髪用トリートメントを頭皮へ大量に塗る必要はありません。製品が指定する使用場所を守ることが基本です。
【毛髪用トリートメントの注意点】
- 製品の使用方法を確認する
- 毛髪用なら毛先など髪を中心に使う
- 頭皮へ積極的に塗り込まない
- 洗い流す製品は指示に従ってすすぐ
一般的な毛髪用トリートメントは毛先を中心に使う
毛髪は根元より毛先のほうが長期間にわたり摩擦や紫外線、カラーなどの影響を受けています。一般的なトリートメントは、傷みや乾燥が気になる毛先からなじませ、必要に応じて髪の中間へ広げると使いやすくなります。
頭皮へ揉み込む必要はない
シャンプーは頭皮を洗いますが、一般的な毛髪用トリートメントは同じ使い方をするものではありません。育毛目的で頭皮へ揉み込むのではなく、毛髪ケアとして使用しましょう。
ショートヘアは量を調整する
髪が短い場合は毛先と頭皮が近いため、使用量が多いと頭皮へ付きやすくなります。製品の目安を確認しながら、髪へ行き渡る範囲で量を調整してください。
頭皮にも使えるトリートメントは使用方法を確認する
トリートメントの中には、頭皮にも使用できるよう設計されたスカルプケア製品があります。「トリートメントは絶対に頭皮につけてはいけない」と一律に判断せず、毛髪用か頭皮にも使える製品かを確認することが重要です。
商品名だけで使用場所を判断しない
同じ「トリートメント」という名称でも、塗布する場所や放置時間、すすぎ方などは異なる場合があります。パッケージやメーカーの使用方法を優先してください。
頭皮用でも異常が出たら使用を中止する
頭皮への使用が想定された製品でも、すべての人に刺激が起こらないとは限りません。赤み、かゆみ、湿疹などが出た場合は使用を中止し、症状が続く場合は皮膚科へ相談しましょう。
トリートメントの使い方と薄毛治療は分けて考える
毛髪用トリートメントを適切に使うことはヘアケアの一部ですが、AGA治療そのものではありません。頭皮につけないようにすればAGAを予防できる、頭皮についたからAGAになるという単純な関係ではありません。
毛髪の補修と発毛は別の目的
トリートメントで髪の手触りやまとまりが改善しても、新しい髪を発毛させる作用とは異なります。毛髪の仕上がりと薄毛への治療効果を混同しないようにしましょう。
薄毛や頭皮トラブルが続く場合は原因を確認する
薄毛が進行する場合や、頭皮の赤み・かゆみなどが続く場合は、トリートメントだけを原因と決めつけないことが重要です。必要に応じて皮膚科などへ相談してください。
一般的な毛髪用トリートメントは、頭皮ではなく髪を中心に使用します。頭皮へ少量触れただけで「毛穴が詰まってハゲる」と考える必要はありませんが、製品ごとの使用方法を守りましょう。