発毛剤の使用回数は製品ごとの用法・用量に従います。国内の代表的なミノキシジル外用薬には「1日2回、1回1mL」と定められた製品がありますが、発毛剤すべてに一律の回数を当てはめないことが大切です。
回数や量を増やせば効果が高まるとは限りません。使用する製品の説明書を確認し、決められた範囲で継続します。
発毛剤は1日何回使う?
確認したミノキシジル外用薬では、1日2回、1回1mLを脱毛している頭皮に塗布する用法が設定されています。
まず製品の用法・用量を確認する
同じ発毛剤という呼び方でも、成分や剤形、製品によって使用方法が異なる可能性があります。箱や添付文書の指示を優先します。
【使用前に見る項目】
- 1日の使用回数
- 1回の使用量
- 塗布する場所
- 対象年齢・性別
- 使用上の注意
1日2回なら間隔をあけて使う
リアップシリーズでは、1日2回の使用は時間の間隔をあけ、朝夕など生活に合わせる方法が案内されています。
「朝と夜」という名称より、製品が定める回数・量を守り、無理なく続けられる時間に組み込むことが重要です。
用法・用量を守ることが重要な理由
医薬品は、効果を急いで自己判断で量や回数を増やすものではありません。
多く使っても効果が高まるとは限らない
規定より多く塗布したり、使用回数を増やしたりせず、説明書どおりに使用します。
【避けたい使い方】
- 1回量を自己判断で増やす
- 回数を勝手に増やす
- 塗り忘れ分をまとめて使う
- 対象外の部位に塗る
塗る量より頭皮に正しく届ける
ミノキシジル外用薬は髪そのものではなく、脱毛している頭皮に塗布します。髪へ大量につける使い方は避けます。
毎日の使用を続けるときのポイント
継続しやすい時間帯を決めると、決められた用法を生活に組み込みやすくなります。
朝夕など生活に合わせる
確認した製品では、朝夕など時間をあけて使用する例が示されています。特定の時刻でなければ効果がないという意味ではありません。
【続けやすくする方法】
- 朝の身支度と組み合わせる
- 夜の洗髪後に頭皮を乾かして使う
- 使用回数を記録する
- 説明書を保管する
塗り忘れても自己流で増量しない
使用を忘れた場合も、次回に倍量を塗るなど自己判断で調整せず、製品の説明書に従います。
回数を守っていても確認したいこと
正しい回数で使用していても、対象外の脱毛や副作用が疑われる場合は漫然と続けないことが重要です。
対象となる脱毛か確認する
ミノキシジル外用薬には壮年性脱毛症を対象とする製品があります。急激・斑状など異なる脱毛では原因確認を優先します。
- 急激な脱毛
- 斑状の脱毛
- 強い頭皮症状
- 体調変化がある
異常時は回数を調整して続けない
副作用が疑われる症状がある場合は、自己判断で回数を減らして継続するのではなく、添付文書に従って使用中止や相談を検討します。
参照資料:PMDA「一般用医薬品 添付文書」、日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」