60代でも発毛剤は使える?使用前に確認したい健康状態

60代でも発毛剤は使える?使用前に確認したい健康状態

60代で薄毛が気になったとき、「年齢的に発毛剤を使ってもよいのか」と迷うことがあります。60代というだけで一律に使用できないわけではありませんが、ミノキシジル外用薬は製品ごとの対象年齢に加え、健康状態や治療中の病気を確認してから使用することが重要です。

この記事では、60代で発毛剤を検討するときの年齢条件、健康状態の確認、薬剤師や医師へ相談したいケースを解説します。

60代でも発毛剤は使える?

使用できるかどうかは「60代」という括りではなく、購入する製品の添付文書で判断します。同じミノキシジル外用薬でも、使用対象や注意事項を個別に確認してください。

対象年齢は製品表示を優先する

発毛剤には使用できない年齢や、年齢に関する注意が設定されている製品があります。自分の年齢が対象内かを購入前に確認します。

高齢になるほど自己判断を避ける

年齢が上がると治療中の病気や服用薬が増える場合があります。年齢条件を満たしていても、健康状態によって薬剤師や医師への相談が必要になることがあります。

脱毛の原因も確認する

加齢とともに髪が薄くなったように見えても、すべてが同じ原因とは限りません。急な脱毛や円形の脱毛などがある場合は、市販の発毛剤だけで対応しないようにします。

60代で使用前に確認したい健康状態

持病、治療中の病気、使用中の薬や健康食品がある場合は、発毛剤を購入するときに薬剤師へ伝えましょう。

治療中の病気があるか

PMDAは、市販薬を選ぶ際、治療中の人は使用できない薬があるため薬剤師などへ相談するよう案内しています。

服用薬や健康食品があるか

処方薬だけでなく、普段使っている市販薬や健康食品についても薬剤師へ伝えると、使用可否を確認しやすくなります。

頭皮に異常がないか

発疹、赤み、痛み、傷などがある場合は、発毛剤を塗る前に頭皮状態を確認します。症状が続いている場合は皮膚科への相談を検討してください。

ミノキシジル外用薬の効果と注意点

ミノキシジル外用はガイドラインで推奨される治療ですが、誰にでも同じ結果が得られるわけではありません。

ガイドラインでは外用を推奨している

日本皮膚科学会の2017年版ガイドラインでは、男性型・女性型脱毛症に対するミノキシジル外用の推奨度はAです。

用法・用量を自己調整しない

年齢や薄毛の程度を理由に塗布量を増減せず、購入した製品の用法・用量を守ります。

体調変化を放置しない

一般用ミノキシジル外用薬では、頭皮症状のほか、製品によって相談が必要な症状が説明書に記載されています。使用中に異変を感じた場合は使用を中止し、医師または薬剤師へ相談します。

発毛剤より受診を優先したいケース

原因が分からない脱毛や急な変化がある場合は、年齢にかかわらず市販薬だけで長期間様子を見ないようにします。

急に抜け毛が増えた

短期間で急に脱毛が増えた場合は、AGA以外の原因も考える必要があります。皮膚科などへ相談してください。

円形・まだらに脱毛している

壮年性脱毛症とは異なる脱毛症の可能性があります。自己判断でミノキシジル発毛剤を使う前に診断を受けることを検討します。

健康状態に不安がある

複数の病気で治療中、複数の薬を使用中など、使用可否を自分で判断しにくい場合は主治医や薬剤師へ相談します。

参照資料:PMDA「一般用医薬品 添付文書」、日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」

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