AGAクリニックでは初診や再診で頭髪写真を撮ることがあります。主な目的は治療開始時の状態を残し、その後の変化を同じ部位で比較しやすくすることです。写真だけでAGAを確定診断したり、治療効果を保証したりするものではありません。
AGAクリニックで写真を撮る目的
写真は治療開始時の状態と、その後の見た目を比較する記録として利用されます。
治療前の状態を残す
生え際や頭頂部を撮影し基準にします。
- 正面
- 生え際
- 頭頂部
治療前後を比較する
記憶だけでなく画像で経過を確認できます。
写真は時間を置いた変化を比較するための記録です。
医師と経過を共有する
同じ画像を見ながら治療経過を確認できます。
- 生え際
- 頭頂部
- 開始時との比較
治療方針の相談材料にする
治療期間や使用薬と合わせて確認します。
- 治療期間
- 使用薬
- 写真の変化
写真で確認しやすいポイント
同じ部位を同条件で撮ることが重要です。
生え際を見る
M字部分などを正面・斜めから比較します。
- 中央
- M字
- 左右差
頭頂部を見る
真上からつむじ周辺を比較します。
- つむじ
- 頭皮の見え方
- 毛流れ
全体のボリュームを見る
必要に応じて分け目なども記録します。
- 分け目
- 前頭部
- 頭頂部
写真だけで診断しない
画像だけでAGAを確定するものではありません。
診断は脱毛経過や診察などを含め医師が判断します。
治療前後を比較するときの注意
条件が違えば増減したように見えることがあります。
照明をそろえる
光の強さで頭皮の透け方が変わります。
- 同じ場所
- 同じ照明
- 同じフラッシュ条件
角度と距離をそろえる
撮影位置を一定にします。
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| 角度 | 正面・真上等 |
| 距離 | 一定 |
| 髪 | 乾いた状態等 |
髪の長さも考慮する
長さや整髪料でも見え方が変わります。
- 髪の長さ
- 整髪料
- 乾湿
短期写真だけで薬を変えない
短期間の印象だけで自己判断しません。
写真だけを理由に薬を自己判断で増量・中止・変更しないでください。
撮影された写真が気になるとき
利用目的や取り扱いに疑問があれば確認します。
撮影目的を聞く
診療記録や経過比較など目的を確認します。
- 診療記録
- 経過比較
- その他
院外利用を確認する
症例紹介や広告利用は診療記録とは分けて確認します。
広告・症例紹介などへの利用がある場合は、説明と同意内容を確認しましょう。
疑問は撮影前に質問する
撮影範囲や利用について聞きます。
- 範囲
- 目的
- 説明・同意
自宅でも記録できる
同条件の写真を自宅でも残せます。
写真は治療経過を客観的に振り返るために活用します。
参照資料:日本皮膚科学会ガイドライン2017年版、各医療機関の診療・料金表示、厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」