鉄不足は全身の不調や脱毛の評価で確認する原因の一つです。ただし、抜け毛が多いというだけで鉄剤を始めるのは適切ではありません。必要な場合は血液検査で不足とその原因を確かめて補充します。
月経や食事だけでなく出血の原因も見る
月経量が多い、食事が偏るといった背景に加え、消化管からの出血なども鉄欠乏の原因になります。疲れや息切れ、動悸などがあれば、毛髪だけの問題として扱わず相談します。
血算と貯蔵鉄などから総合的に評価する
血中ヘモグロビンやフェリチンなどは判断材料ですが、フェリチンは炎症でも変動します。「発毛のために必ずこの数値まで上げる」と独自の目標を設けず、医師の判断に従います。
鉄剤は不足が確認されたときの治療として使う
鉄剤は胃腸症状や過剰摂取のリスクがあり、他の薬の吸収にも影響します。食事では肉・魚・豆類などを組み合わせ、治療が必要な欠乏を食事だけで放置しないことも大切です。
食事とサプリメントを確認する手順
- 月経や出血の変化
- 食事制限の有無
- 疲れ・息切れなどの症状
- 鉄剤・サプリの使用状況
参考資料:米国NIH Office of Dietary Supplements「Dietary Supplement Fact Sheets」(確認日:2026年9月27日)