M字部分をカバーするメンズ部分ウィッグでは、単に左右の隙間を髪で覆うだけでなく、中央の生え際、前髪の毛流れ、額との境界を一体として考えることが重要です。M字の左右差や残っている自毛によって適した形も変わります。
M字の範囲と左右差を確認する
生え際の後退は左右が同じとは限らないため、正面と斜めからカバーしたい範囲を確認します。
中央の生え際との位置関係を見る
左右だけを前へ出しすぎると、中央部分とのラインが不自然になる場合があります。
左右それぞれの奥行きを確認する
片側だけ深い場合は、左右同じ形で覆うことが適切か試着で確認します。
前髪を上げるか下ろすか決める
額を見せる髪型ほど生え際の境界が見えやすくなります。
自然な生え際は密度と境界の見え方で作る
生え際を濃く一直線に見せれば自然になるとは限りません。自毛との密度差やベースの境界を確認します。
自毛の密度に合わせる
ウィッグ部分だけ極端に毛量が多いと、中央や側頭部との差が目立つことがあります。
生え際のベースが見えないか確認する
額側から見たときにネットや接着部分が目立たないか確認します。
毛流れを前髪と合わせる
中央から左右へ流す、上げるなど普段のセット方向になじむ製品を選びます。
【固定できる位置まで含めてサイズを選ぶ】
M字用の部分ウィッグでは左右の後退範囲と中央の生え際を一緒に見て、残る自毛へ強い力をかけず固定できる位置を確認します。
固定方法は残っている自毛と生活に合わせる
M字部分そのものに自毛が少ない場合、どこでウィッグを固定するかが重要です。
クリップ式は固定できる場所を確認する
周囲の自毛へ無理なく留められるかを確認し、弱い毛を強く引っ張らないようにします。
接着式は皮膚への適合を確認する
接着剤やテープを使う場合は製品の使用方法を守り、赤みやかゆみが出たら使用を続けません。
スポーツや汗をかく場面も考える
日常の活動でずれにくいか、汗をかいた後の手入れ方法も確認します。
M字を隠す方法はウィッグ以外とも区別する
見た目のカバーと薄毛の治療は目的が異なります。
部分ウィッグはすぐに見た目を補う方法
毛根を増やすのではなく、装着して外見上の毛量や生え際を補います。
自毛植毛とは仕組みが異なる
自毛植毛は毛包を移植する医療行為で、着脱・固定する部分ウィッグとは別の方法です。
M字の進行が気になる場合は医療相談も検討する
AGAなどの原因診断や治療を希望する場合は、ウィッグ選びとは別に医療機関へ相談します。