発毛剤の副作用とは?頭皮症状など使用前に知っておきたい注意点

発毛剤の副作用とは?頭皮症状など使用前に知っておきたい注意点

発毛剤の副作用とは?頭皮症状など使用前に知っておきたい注意点について、PMDA掲載の一般用ミノキシジル製剤の説明書をもとに整理します。ミノキシジル外用剤では頭皮症状だけでなく、頭痛・めまい、胸痛・動悸、むくみなども副作用の可能性がある症状として記載されています。症状がある場合は初期脱毛や好転反応と自己判断せず、説明書に沿って対応しましょう。

発毛剤で報告されている副作用

発毛剤で報告されている副作用について、効果判定と副作用の判断を混同しないように確認します。

頭皮の発疹・発赤・かゆみ・かぶれ

PMDA掲載のミノキシジル5%一般用医薬品の説明書では、副作用の可能性がある症状として、頭皮の発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、ふけ、熱感、頭痛・めまい、胸痛・心拍が速くなること、原因不明の急激な体重増加や手足のむくみなどが挙げられています。

  • 皮膚症状
  • 精神神経系の症状
  • 循環器・代謝系の症状

ふけ・使用部位の熱感

  • 皮膚症状
  • 精神神経系の症状
  • 循環器・代謝系の症状

頭痛・めまいなど

  • 皮膚症状
  • 精神神経系の症状
  • 循環器・代謝系の症状

胸痛・動悸・むくみなど

  • 皮膚症状
  • 精神神経系の症状
  • 循環器・代謝系の症状

使用前に確認したいこと

使用前に確認したいことについて、効果判定と副作用の判断を混同しないように確認します。

アレルギー歴を確認する

PMDA掲載製剤では、薬や化粧品でアレルギー症状を起こしたことがある人、高血圧・低血圧の人、心臓または腎臓に障害がある人などは、使用前に医師または薬剤師へ相談するよう記載されています。

  • アレルギー歴
  • 血圧の状態
  • 心臓・腎臓などの既往

血圧・心臓・腎臓などの状態を確認する

  • アレルギー歴
  • 血圧の状態
  • 心臓・腎臓などの既往

頭皮に傷・湿疹・炎症がないか見る

PMDA掲載の説明書では、きず、湿疹、炎症(発赤)などがある頭皮には使用しないよう記載されています。すでに頭皮症状がある場合は、発毛剤を重ねて自己対応しないことが大切です。

傷・湿疹・炎症のある頭皮には使用せず、必要に応じて医療機関へ相談してください。

対象外の脱毛症では使用しない

PMDA掲載製剤では、急激な脱毛、斑状の脱毛、頭髪以外の脱毛や、使用開始後の脱毛状態の悪化がみられる場合は使用を中止し、医師または薬剤師へ相談するよう案内されています。

脱毛の悪化を「初期脱毛」と決めつけず、異なる脱毛症の可能性も考えて相談してください。

副作用が疑われたときの対応

副作用が疑われたときの対応について、効果判定と副作用の判断を混同しないように確認します。

症状を我慢して使い続けない

PMDA掲載の説明書では、副作用の可能性がある症状が現れた場合は直ちに使用を中止し、説明書を持って医師または薬剤師へ相談するよう案内されています。

 

かゆみなどを「効いている証拠」と考えて我慢せず、副作用が疑われる場合は説明書どおり中止・相談します。

説明書に従って使用を中止する

 

かゆみなどを「効いている証拠」と考えて我慢せず、副作用が疑われる場合は説明書どおり中止・相談します。

医師または薬剤師へ相談する

 

かゆみなどを「効いている証拠」と考えて我慢せず、副作用が疑われる場合は説明書どおり中止・相談します。

製品名・使用開始日・症状を伝える

製品名・使用開始日・症状を伝えるについては、初期脱毛や副作用を自己判断で正常な反応と決めつけず、製品の説明書と症状の経過を確認します。

  • 症状の種類
  • 発生時期と経過
  • 用法・使用製品

副作用リスクを高めない使い方

副作用リスクを高めない使い方について、効果判定と副作用の判断を混同しないように確認します。

用法・用量を守る

ミノキシジル外用剤は、定められた量より多く・頻繁に使用しても効果は高まらず、副作用が起こる可能性が高くなると説明されています。症状や効果が気になっても自己判断で増量しません。

  • 指定量を守る
  • 使用回数を増やさない
  • 異常時は増減より相談を優先

多量・頻回に使わない

  • 指定量を守る
  • 使用回数を増やさない
  • 異常時は増減より相談を優先

他の頭皮用外用剤との併用に注意する

PMDA掲載製剤では、他の育毛剤や頭皮用外用剤との併用を避けるよう記載されています。かゆみが出た後に別製品をすぐ重ねたり切り替えたりすると、原因の判断が難しくなるため自己判断を避けます。

  • 併用を避ける
  • 症状の原因を確認する
  • 変更前に医師・薬剤師へ相談

目や粘膜への付着を避ける

ミノキシジル外用剤は頭皮に使用する薬です。目に入らないよう注意し、入った場合は水またはぬるま湯で洗います。症状が重い場合は眼科医の診療を受けるよう説明書に記載されています。

  • 頭皮以外へ使用しない
  • 目・粘膜への付着を避ける
  • 使用後は手を洗う

参照資料:PMDA「一般用医薬品 添付文書」、日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」

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