ミノキシジル外用発毛剤は、決められた用法に沿って継続して使用することが重要です。「気になった日だけ使う」のではなく、製品が定める回数・量を守ります。
ただし、毎日使えば必ず発毛するという意味ではありません。対象となる脱毛症か、副作用がないかも確認しながら使用します。
発毛剤は毎日使わないとダメ?
確認したミノキシジル製品では、1日2回の継続使用が用法として設定されています。
医薬品は用法に沿って使用する
自己判断で使用日を減らしたり、反対に塗り忘れを取り戻そうと多く使ったりせず、説明書に従います。
【継続使用の基本】
- 指定された回数を守る
- 指定された量を守る
- 対象となる頭皮に使う
- 異常時は漫然と継続しない
使ったり休んだりを自己流で繰り返さない
継続使用が前提の製品では、使用頻度を自己判断で変更すると製品本来の使用条件から外れます。
「毎日使う」だけでなく、毎日の中で製品が定める回数と量を守ることが大切です。
発毛剤を継続する意味
毛髪の変化は短期間だけで判断しにくいため、製品では効果確認に必要な使用期間が示されている場合があります。
数日で効果を判断しない
ミノキシジル製品では、濃度や対象製品によって効果を確認するための期間が案内されています。具体的な期間は使用製品の添付文書を確認します。
- 脱毛状態の変化
- 頭皮症状
- 体調変化
- 用法・用量を守れているか
効果を保証するものではない
用法どおり継続しても、すべての人に同じ変化が起こるとは限りません。
塗り忘れたときに避けたい使い方
塗り忘れを理由に、次回の使用量や回数を自己判断で増やさないことが重要です。
まとめて多く塗らない
規定量を超えて使用しても、より高い効果が得られるとは限りません。
【避けたい対応】
- 一度に倍量を使う
- 短時間に連続して塗る
- 翌日に回数を増やす
- 副作用があっても継続する
忘れにくい習慣をつくる
朝夕の身支度など毎日の行動と組み合わせると、使用を続けやすくなります。
継続を中止して相談したほうがよい場合
継続使用は重要ですが、副作用が疑われる症状や対象外の脱毛が考えられる場合まで続けるという意味ではありません。
一定期間で改善がない場合は説明書を確認する
製品によって、一定期間使用して改善が認められない場合に使用を中止し、医師または薬剤師へ相談するよう定められています。
【相談時に伝えること】
- 使用した製品
- 使用期間
- 使用回数・量
- 脱毛や頭皮の変化
異常があるときは無理に毎日続けない
頭皮症状や体調変化が出た場合は、「継続が大事だから」と無理に使い続けず、添付文書に従って対応します。
参照資料:PMDA「一般用医薬品 添付文書」、日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」