頭皮ケアは、やればやるほど薄毛対策になるわけではありません。皮脂を落とそうと何度も洗う、爪を立ててこする、長時間マッサージするといった行為は、かえって頭皮への刺激を増やすことがあります。頭皮ケアでは「汚れを落とす」「清潔に保つ」ことと、「刺激を与え続ける」ことを混同しないようにしましょう。
シャンプーで洗いすぎない
頭皮の皮脂はすべてが不要な汚れではありません。べたつきが気になるからといって、一日に何度も強くシャンプーすればよいわけではありません。
洗浄力の強さだけで選ばない
洗髪後につっぱり、カサつき、かゆみなどが出る場合は、洗浄力や使用量、洗髪回数、湯温などを見直します。
熱すぎるお湯を使い続けない
熱いお湯で皮脂を落とそうとする必要はありません。頭皮に熱さや刺激を感じる場合は温度を調整しましょう。
【避けたい頭皮ケア習慣】
- 一日に何度も強くシャンプーする
- 爪を立てて頭皮をこする
- 痛いほど強くマッサージする
- 複数の外用製品を自己判断で重ねる
- 炎症や傷がある部分へ刺激を加える
爪を立てたり強くこすったりしない
「毛穴の汚れを取る」ために爪を立てたり、ブラシなどで強くこすったりする必要はありません。洗髪では指の腹を使い、頭皮を傷つけない範囲で汚れを落とすことを優先しましょう。
かゆい場所も引っかかない
かゆみがある部分を爪でかくと傷につながることがあります。かゆみが続く場合は洗浄不足だけを原因と考えず、皮膚科への相談も検討します。
ブラシで頭皮を強く叩かない
刺激を強くすれば血流や発毛効果が高まると断定できる根拠はありません。痛みや赤みが出るような刺激は避けましょう。
頭皮マッサージをやりすぎない
頭皮マッサージはセルフケアとして行えますが、長時間・強い力で行うほど発毛効果が高くなるとはいえません。
痛みを効いているサインにしない
痛み、赤み、ヒリつきなどが出る場合は刺激が強すぎる可能性があります。力を弱めるか中止しましょう。
炎症がある頭皮は揉まない
傷、湿疹、強いかゆみなどがある場合は、マッサージで改善しようとせず症状への対応を優先します。
薄毛を自己流ケアだけで治そうとしない
AGAなどの脱毛症は、シャンプーやマッサージだけで治療できるものではありません。日常ケアと医療上の治療は分けて考えます。
発毛剤や外用剤を自己判断で混ぜない
医薬品には用法・用量や使用上の注意があります。複数製品を重ねる前に、それぞれの説明書を確認してください。
異常が続くならケアを追加せず相談する
抜け毛や頭皮症状が改善しないからと刺激の強いケアを次々に追加せず、必要に応じて医療機関へ相談しましょう。
頭皮ケアで避けたいのは、洗いすぎ、こすりすぎ、マッサージのやりすぎなど「強く・多くすればよい」という考え方です。頭皮の状態を確認しながら、必要なケアだけを続けましょう。