フケは頭皮の角質がはがれ落ちて目立つものです。一般には、乾燥して細かく落ちやすい「乾性フケ」と、皮脂を伴って湿ったように見える「脂性フケ」といった分け方が使われます。ただし見た目だけで病名を確定することはできず、強いかゆみや赤みがある場合は皮膚疾患も考える必要があります。
フケは頭皮の角質が目立ってはがれたもの
まず、フケそのものと脱毛症を同じものとして扱わないことが大切です。
頭皮でも角質は入れ替わっている
皮膚表面の角質は新陳代謝に伴ってはがれます。目立つ量や大きさになると一般にフケとして認識されます。
フケがあるだけでAGAとは判断できない
AGAは進行性の脱毛症であり、フケの有無だけで診断するものではありません。
量が急に増えた場合は頭皮症状も確認する
赤み、かゆみ、湿疹、べたつきなどを伴う場合は、単なる角質のはがれだけではない可能性があります。
乾性フケは乾燥した細かなフケとして目立ちやすい
乾燥傾向の頭皮では、細かく乾いたフケが衣類などへ落ちて気づくことがあります。
空気の乾燥や洗いすぎを見直す
乾燥する季節や強い洗浄、熱いお湯などで頭皮の乾燥が気になる場合は、洗髪方法を見直します。
フケを落とそうと強くこすらない
爪やブラシで削るように洗うと頭皮を傷つける場合があります。目に見えるフケだけを無理に除去しようとしません。
乾燥以外の原因も除外しない
乾いたフケに見えても、強い炎症や長引く症状がある場合は自己判断で「乾性」と決めつけないようにします。
脂性フケは皮脂や炎症との関係も確認する
湿り気やべたつきを伴うフケでは、皮脂だけでなく頭皮の炎症症状も確認します。
皮脂が多いから強く洗えばよいとは限らない
洗浄力を上げたり何度も洗ったりするだけでは、頭皮症状の原因に対応できないことがあります。
脂漏性皮膚炎ではフケや赤み・かゆみがみられる
脂漏性皮膚炎は頭皮など皮脂の多い部位に生じ、フケや紅斑、かゆみを伴うことがあります。症状が続く場合は皮膚科での診断を検討します。
見た目だけで乾性・脂性を確定しない
市販製品を選ぶための目安にはなっても、皮膚疾患の診断を置き換える分類ではありません。
【乾性・脂性はセルフケアの目安】
フケの見た目だけで原因や病名を確定せず、赤み・かゆみ・湿疹などを含めて頭皮全体を確認します。
フケが続く場合は原因に合った対応を選ぶ
乾燥対策だけでよいケースと、皮膚疾患の治療が必要なケースを分けます。
洗髪・保湿を見直しても改善しない場合は相談する
フケが多い状態や強いかゆみ・赤みが続く場合は、皮膚科への相談を検討します。
脱毛を伴う場合はフケだけの問題と決めない
急な脱毛や局所的な脱毛がある場合は、フケ対策用品だけで対応せず原因確認を優先します。
【受診を考えたい変化】
大量のフケが続く、強い赤み・かゆみ・痛みがある、頭皮がじゅくじゅくする、脱毛を伴う場合は医療機関への相談を検討してください。