発毛剤のベタつきが気になる場合は、まず製品指定量を守れているか、髪ではなく頭皮へ塗れているか、塗布後に十分乾く前に整髪していないかを確認します。 ベタつきを減らすために自己判断で使用量を減らしたり、逆に早く乾かそうとして強い熱風を当てたりするのではなく、製品の使用方法を優先しましょう。
発毛剤がベタつく原因は?
剤形や添加物だけでなく、使用量や髪への付着、乾燥前の整髪なども使用感に影響します。
薬液が髪へ多く付くとベタつきを感じやすい
発毛剤は薄毛が気になる部分の頭皮へ塗布する薬です。髪へ多く付くと、乾燥後も重さや固まりを感じることがあります。
長い髪では分け目を作ってから塗る方法があります。
規定量を超えて使っていないか確認する
多く塗れば効果が高まるとは限りません。国内のミノキシジル製剤でも、定められた用量より多く使わないよう注意されています。
【確認したい使い方】
- 1回量を増やしていないか
- 使用回数を増やしていないか
- 広範囲へ必要以上に塗っていないか
- 他製品と重ねていないか
ベタつきだけでなく適正使用の観点からも量を守ります。
剤形でベタつきは変わる?
液体・フォームなど剤形によって使用感は異なり得ますが、剤形だけで「必ずベタつかない」とは断定できません。
液体タイプは髪への付着量にも左右される
液状製品では頭皮から流れたり髪へ広がったりすると、使用感が変わります。
- 液だれ
- 乾燥時間
- 髪への付着
- 塗布部の使いやすさ
1009のように少しずつ頭皮へ塗ることも確認します。
フォームは国内での承認・販売状況も確認する
海外で流通するフォーム剤と国内の一般用医薬品では、承認状況や用法が同じとは限りません。
【剤形変更前の確認】
- 国内承認品か
- 有効成分・濃度
- 対象者
- 用法・用量
- 添加物
使用感だけを理由に個人輸入品へ安易に切り替えないようにします。
塗布後はどう乾かす?
発毛剤は製品の説明に従って自然に乾燥させることが基本です。
塗布前に頭皮・髪を乾かしておく
洗髪後に使用する場合、頭皮と髪をよく乾かしてから塗布するよう案内されているミノキシジル製品があります。
【使用順序】
- 洗髪
- 頭皮・髪を乾かす
- 発毛剤を塗る
- 薬液が乾くのを待つ
- 必要に応じて整髪
濡れた頭皮へ重ねると薬液が流れやすくなります。
塗布後に強い熱風で乾かす必要はない
早く乾かす目的で高温のドライヤーを頭皮へ近づけると、頭皮への熱刺激につながります。
【乾燥時に避けたいこと】
- 高温を近距離で当てる
- 塗布直後に強くこする
- 乾く前に帽子等で覆う
- 説明書にない方法で拭き取る
乾燥方法は使用製品の説明を確認します。
ベタつきが続くときの見直し方
不快感が続く場合は、使用方法を確認したうえで製品の添加物や剤形も比較します。
自己判断で用量を減らさない
ベタつくからと規定量より少なくすると、承認された用法・用量から外れます。
【見直す順序】
- 塗布量を確認
- 頭皮へ塗れているか確認
- 乾燥時間を確保
- 容器・剤形を比較
- 薬剤師等へ相談
まず適正使用を確認してから製品選びを考えます。
かゆみ・赤みがあれば使用感だけの問題と考えない
ベタつきに加えて発疹、発赤、かゆみ、かぶれなどがある場合は、副作用の可能性も確認が必要です。
【相談を考える症状】
- 発疹・発赤
- かゆみ
- かぶれ
- 強い刺激感
- 頭皮状態の悪化
添付文書に従い医師・薬剤師へ相談しましょう。