発毛剤は敏感肌でも使える?頭皮刺激が心配な人の確認ポイントについて、PMDA掲載の一般用ミノキシジル製剤の説明書をもとに整理します。敏感肌という呼び方だけで使用可否は決められず、アレルギー歴や現在の頭皮症状を確認することが重要です。個別製品によって容器や使用手順が異なるため、実際に使う製品の最新説明書を優先してください。
敏感肌でも発毛剤は使える?
敏感肌でも発毛剤は使える?について、頭皮状態と添付文書上の使用条件を分けて確認します。
「敏感肌」だけで使用可否は決められない
「敏感肌」はミノキシジル製剤の添付文書上の一律な使用可否基準ではありません。過去に薬や化粧品で発疹・発赤、かゆみ、かぶれなどのアレルギー症状を起こしたことがある人は、使用前に医師または薬剤師へ相談するよう記載されています。
「敏感肌だから使える・使えない」と決めず、アレルギー歴と現在の頭皮状態で確認します。
過去のアレルギー症状を確認する
過去のアレルギー症状を確認するについては、自己流ではなく購入した発毛剤の説明書を基準に確認します。頭皮状態、用法・用量、副作用の有無を合わせて判断することが重要です。
- 頭皮状態
- 用法・用量
- 使用上の注意
現在の頭皮状態を確認する
現在の頭皮状態を確認するについては、自己流ではなく購入した発毛剤の説明書を基準に確認します。頭皮状態、用法・用量、副作用の有無を合わせて判断することが重要です。
- 頭皮状態
- 用法・用量
- 使用上の注意
不安がある場合は使用前に相談する
不安がある場合は使用前に相談するについては、自己流ではなく購入した発毛剤の説明書を基準に確認します。頭皮状態、用法・用量、副作用の有無を合わせて判断することが重要です。
- 頭皮状態
- 用法・用量
- 使用上の注意
使用前に確認したい刺激・副作用
使用前に確認したい刺激・副作用について、頭皮状態と添付文書上の使用条件を分けて確認します。
発疹・発赤・かゆみ・かぶれ
PMDA掲載製剤では、副作用の可能性がある皮膚症状として、頭皮の発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、ふけ、使用部位の熱感などが挙げられています。
- 発疹・発赤
- かゆみ・かぶれ
- ふけ・熱感
ふけ・使用部位の熱感
- 発疹・発赤
- かゆみ・かぶれ
- ふけ・熱感
添加物を含む製品成分
発毛剤は有効成分だけでなく添加物も含む製剤です。今回確認した5%製剤にもエタノールや基剤成分などが記載されています。刺激が心配な場合は、有効成分名だけでなく購入する製品の全成分・使用上の注意を確認します。
- 有効成分
- 添加物
- 過去のアレルギー歴
傷・湿疹・炎症がないか
PMDA掲載のミノキシジル5%一般用医薬品では、きず、湿疹、炎症(発赤)などがある頭皮には使用しないよう明記されています。きず等を悪化させる可能性があるためです。
傷・湿疹・炎症がある部位には発毛剤を塗らないでください。
刺激を感じたときの対応
刺激を感じたときの対応について、頭皮状態と添付文書上の使用条件を分けて確認します。
我慢して使い続けない
使用後に副作用が疑われる症状が現れた場合は、PMDA掲載の説明書では直ちに使用を中止し、説明書を持って医師または薬剤師へ相談するよう案内されています。
刺激を「効いている反応」と考えて我慢せず、副作用が疑われる場合は中止・相談します。
副作用が疑われたら中止・相談する
刺激を「効いている反応」と考えて我慢せず、副作用が疑われる場合は中止・相談します。
使用量を自己判断で減らして続けない
使用量を自己判断で減らして続けないについては、自己流ではなく購入した発毛剤の説明書を基準に確認します。頭皮状態、用法・用量、副作用の有無を合わせて判断することが重要です。
- 頭皮状態
- 用法・用量
- 使用上の注意
別製品へすぐ切り替えない
PMDA掲載製剤では、他の育毛剤や頭皮用外用剤との併用を避けるよう記載されています。これらがミノキシジルの吸収に影響する可能性があるため、症状が出た後に別の外用剤を自己判断で重ねません。
- 他の育毛剤
- 頭皮用の軟膏・液剤など
- 変更・併用前に相談
頭皮刺激を避けるための使い方
頭皮刺激を避けるための使い方について、頭皮状態と添付文書上の使用条件を分けて確認します。
用法・用量を守る
今回確認した男性用ミノキシジル5%製剤では、成人男性(20歳以上)が1日2回、1回1mLを脱毛している頭皮へ塗布します。多量・頻回に使っても効果は上がらず、副作用の可能性が高くなるとされています。
- 1回1mL
- 1日2回
- 個別製品の用法・用量を優先
頭皮だけに使用する
ミノキシジル外用剤は、毛髪そのものではなく「脱毛している頭皮」へ使用します。頭皮以外には使用せず、顔や体などへ意図的に塗布しません。
発毛剤は髪に振りかけるのではなく、対象となる脱毛部の頭皮へ製品の方法どおり塗布します。
他の育毛剤・外用剤との併用を避ける
- 他の育毛剤
- 頭皮用の軟膏・液剤など
- 変更・併用前に相談
染毛剤は染毛終了後に使用する
PMDA掲載製剤では、ヘアカラー・毛染め・白髪染めなどを使用する場合、完全に染毛を終えた後に発毛剤を使用するよう記載されています。
- 染毛を先に完了
- その後に発毛剤
- 頭皮に炎症があれば使用しない
参照資料:PMDA「一般用医薬品 添付文書」、日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」