確認したミノキシジル外用発毛剤では、洗髪後は髪・頭皮を乾かしてから使用することが案内されています。濡れた髪の上からではなく、乾いた頭皮へ薬液を届けることがポイントです。
「濡れていても少量ならよい」と自己判断せず、製品の使用方法を確認します。
発毛剤は濡れた髪に使える?
リアップシリーズでは、洗髪後は髪が乾いた状態で使用するよう案内されています。
濡れた状態での塗布は避ける
メーカー案内では、髪が濡れていると薬液が毛髪について、頭皮へ適切に塗布できない可能性があるとされています。
【塗布前に避けたい状態】
- 洗髪直後で水滴が残っている
- 頭皮が湿っている
- 汗で頭皮が濡れている
- 傷や強い炎症がある
発毛剤は髪ではなく頭皮へ塗る
ミノキシジル外用薬は脱毛している頭皮に塗布します。髪を濡らして薬液を広げる使い方ではありません。
洗髪後は髪だけでなく頭皮の水分も確認し、乾いた状態になってから発毛剤を使います。
頭皮を乾かしてから使う理由
水分を取り除くことで、薬液を髪へ逃がさず、対象となる頭皮へ塗布しやすくなります。
薬液が毛髪へ付着するのを避ける
濡れた毛髪に薬液が移ると、頭皮へ規定量を適切に塗布しにくくなる可能性があります。
【乾いた頭皮へ使う意味】
- 頭皮へ薬液を届けやすい
- 髪への付着を減らしやすい
- 液だれを避けやすい
- 規定量を管理しやすい
水分で薄めて使うものではない
発毛剤は製品が定める用法・用量で使用し、水と混ぜたり濡れた頭皮で薄めたりしません。
洗髪後に発毛剤を使う正しい流れ
シャンプー後は、すすぎ、タオルドライ、乾燥、発毛剤の順に進めます。
タオルでやさしく水分を取る
濡れた髪を強くこすらず、頭皮の水分を取るようにやさしくタオルドライします。
【洗髪後の手順】
- シャンプーを十分すすぐ
- タオルで水分を取る
- ドライヤー等で頭皮を乾かす
- 発毛剤を規定量塗布する
乾燥させすぎにも注意する
頭皮を乾かすために熱風を長時間当て続ける必要はありません。頭皮への刺激を避けながら乾かします。
汗や水分で頭皮が濡れているときの考え方
入浴後に限らず、頭皮が濡れている場合は水分を取り、乾いた状態を確認してから使用します。
使用前に頭皮の状態を見る
汗だけでなく、赤み、湿疹、傷などがないかも確認します。
使用直前の確認
- 頭皮が乾いている
- 傷や強い炎症がない
- 規定量を確認した
- 塗布する頭皮の位置を確認した
別製品では説明書を優先する
乾燥後の使用は確認したミノキシジル製品の案内です。「発毛剤」という名称だけで全製品の使い方を同一と考えず、添付文書を確認してください。
参照資料:PMDA「一般用医薬品 添付文書」、日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」