フケが急に増えたり、毎日目立ったりすると「頭皮が乾燥しているだけ」と考えがちですが、原因は一つとは限りません。乾燥、洗髪方法、皮脂、頭皮の炎症、使用している製品などを分けて確認し、強い症状が続く場合は皮膚疾患も含めて考えます。
フケが多いときは乾燥と洗髪方法を確認する
乾いた細かなフケが目立つ場合は、頭皮を乾燥させる要因がないか確認します。
空気の乾燥や暖房の影響を見る
季節や室内環境の変化とともに頭皮のつっぱりが出ている場合は、乾燥が関係している可能性があります。
熱いお湯や洗いすぎを見直す
フケを落とすために強く洗うと、乾燥や刺激を増やすことがあります。洗浄回数や湯温、力加減を確認します。
シャンプーが頭皮に合っているか確認する
新しい製品へ変更してから赤みやかゆみが出た場合は、使用時期と症状の経過を整理します。
皮脂が多いフケは炎症の有無も見る
べたつくフケでは「皮脂を完全に落とす」ことだけを目標にしないようにします。
汗・皮脂・整髪料の残りを確認する
頭皮や髪に製品が残りやすい使い方をしていないか確認し、洗髪時は十分にすすぎます。
強い洗浄を繰り返しても解決しない場合がある
皮脂が気になるからと洗浄を過剰にしても、皮膚疾患が原因なら適切な治療にはなりません。
脂漏性皮膚炎では頭皮にフケや赤みが出ることがある
脂漏性皮膚炎は頭皮に生じることがあり、フケ、紅斑、かゆみなどがみられます。症状が続く場合は医療機関で原因を確認します。
皮膚疾患や製品による刺激もフケの背景になる
乾燥か皮脂かの二択だけで考えず、頭皮の炎症や外部刺激も確認します。
赤み・湿疹・強いかゆみがある場合は皮膚疾患を考える
フケ以外の症状が強い場合は、市販のフケ対策製品だけで長く様子を見ないようにします。
染毛剤や頭皮製品を使った時期も整理する
ヘアカラー、シャンプー、整髪料などの使用後に症状が出た場合は、接触皮膚炎なども含めて診察時に伝えます。
フケを無理にはがさない
付着したフケや鱗屑を爪で強くはがすと頭皮を傷つける場合があります。
- 乾燥・つっぱり
- べたつき・皮脂
- 赤み・かゆみ・湿疹
- 最近変更した頭皮・毛髪製品
一つの要因だけで決めず、複数の変化を整理します。
フケと抜け毛が同時にある場合は原因を分けて考える
フケがあるから薄毛になった、薄毛だからフケが出た、と直ちに因果関係を決めることはできません。
AGAはフケの量だけで診断しない
生え際や頭頂部の薄毛が徐々に進んでいる場合はAGAなども考えますが、フケの量だけで診断するものではありません。
急な脱毛や強い炎症を伴う場合は受診する
局所的・急激な脱毛、強い赤みや痛みなどがある場合は、フケ対策だけで済ませず皮膚科への相談を検討します。
【フケ対策だけで様子を見続けないケース】
フケが多い状態が続き、強いかゆみ・赤み・湿疹・痛み・脱毛などを伴う場合は、原因に応じた診断と治療を検討してください。