薄毛隠しと発毛剤は、どちらか一方を必ず先に始めるものではありません。薄毛隠しは見た目をすぐ補う目的、発毛剤は適応のある脱毛症に対して発毛などを目的に使う医薬品です。
薄毛隠しと発毛剤は目的が違う
ヘアファイバーやウィッグは装着・使用している間の外見を補います。発毛剤は医薬品であり、見た目を即時にカバーする製品とは役割が異なります。
見た目を今すぐ整えたいなら薄毛隠し、発毛を目的に医薬品を使うなら発毛剤というように、目的を分けて考えましょう。
発毛剤は適応と使用条件を確認する
国内の一般用ミノキシジル外用薬には、壮年性脱毛症における発毛、育毛および脱毛進行予防などの効能があります。対象年齢、性別、使用できない頭皮状態などは製品の添付文書を確認してください。
【医薬品の用法を優先する】
発毛剤などの医薬品を使用している場合、薄毛隠し用品の使いやすさよりも医薬品の添付文書や医師・薬剤師の指示を優先してください。
外用発毛剤と薄毛隠しを使う順番
PMDA掲載のミノキシジル外用薬の添付文書には、整髪料やヘアセットスプレーは薬剤を使用した後に使うよう記載された製品があります。薄毛隠し製品を併用する場合も、まず薬剤の用法を守り、乾燥や使用順序は対象製品の説明を確認します。
【併用するときの確認手順】
治療薬や頭皮用製品の用法を確認し、十分に使用できる状態を確保したうえで、カバー用品の固定・除去方法が頭皮へ強い刺激にならないか確認します。
治療が必要か迷う場合は原因を確認する
脱毛原因が分からない場合や、急に抜けた、斑状に抜けた、頭皮に炎症がある場合は、市販の発毛剤だけで対応せず医療機関へ相談してください。
薄毛の原因が分からない場合は診断を優先する
見た目を隠すことはできますが、脱毛の原因まで判断することはできません。急激な脱毛、斑状の脱毛、頭皮の赤み・痛み・強いかゆみなどがある場合は、AGAと自己判断せず皮膚科などの医療機関へ相談しましょう。
発毛剤で発疹・発赤・かゆみなどが出た場合は使用を中止し、医師または薬剤師へ相談します。整髪料についての使用順序を、すべてのカバー用品や接着剤の併用が認められているという意味に広げないでください。
参考資料:大正製薬「リアップX5 使用説明書」