シャンプー前のブラッシングは、すべての人が必ず行わなければならない工程ではありません。髪が長い、傷んでいる、毛先がもつれやすいといった場合は、濡らす前に絡まりをほぐしておくことで、洗髪中のこすれや絡まりを減らしやすくなります。 一方、もともと髪が絡まっていなければ、無理にブラシを通す必要はありません。
シャンプー前のブラッシングは髪の絡まりをほぐすために行う
髪は濡れると絡まりやすく、傷んだ毛髪では洗髪時の摩擦が負担になることがあります。乾いた状態で大きなもつれを取っておくと、予洗いやシャンプーの際に髪を扱いやすくなります。
ロングヘアやダメージ毛では役立ちやすい
髪が長い人や、カラー・パーマなどで毛先が絡まりやすい人は、洗髪前に手ぐしや目の粗いくし、ブラシなどでもつれをほぐしておくとよいでしょう。
絡まりがなければ必須ではない
短い髪などで、濡らしたときにも絡まる心配がない場合はブラッシングを省いても構いません。「シャンプー前は必ず何回ブラッシングする」と固定する必要はありません。
【ブラッシングが役立ちやすいケース】
- 髪が長く絡まりやすい
- 毛先にもつれがある
- ダメージで髪同士が引っかかりやすい
- 洗髪間隔があき、髪や頭皮の汚れが気になる
ほこりや髪についた汚れを落としやすくする
ブラッシングには、絡まりを取るだけでなく髪についたほこりなどを取り除きやすくする面もあります。ブラッシング後にお湯で予洗いすることで、シャンプー前の準備を整えられます。
洗髪間隔があいた場合にも利用できる
長期間洗髪できなかった場合などは、頭皮への当たりがやわらかいブラシを使ってやさしくとかす方法があります。頭皮や髪を強くこする必要はありません。
整髪料で固まった髪は無理にとかさない
ハードスプレーや固まるタイプのスタイリング剤が多く残っているときに、乾いた状態で無理にブラシを通すと髪へ負担をかける場合があります。お湯ですすぎながら整髪料を落とし、もつれをほぐす方法もあります。
ブラッシングは毛先から無理なくほぐす
絡まった髪へ根元から一気にブラシを通すと、毛髪を強く引っ張る原因になります。もつれがある場合は毛先側から少しずつほぐし、引っかかる部分を無理に引っ張らないようにしましょう。
頭皮を強くこする必要はない
ブラシで頭皮を強く刺激すれば血行がよくなり発毛する、という目的で強くこするのは避けましょう。ブラッシングは髪のもつれや汚れを整える範囲で行います。
ブラシの形状にも注意する
頭皮にもブラシを当てる場合は、先端が鋭いものより頭皮への当たりがやわらかいものを選びましょう。痛みを感じる強さでブラッシングする必要はありません。
ブラッシング後は予洗いとシャンプーを丁寧に行う
ブラッシングだけで頭皮の皮脂や整髪料をすべて落とせるわけではありません。絡まりを整えたら、髪と頭皮をお湯で十分に濡らし、シャンプーを頭皮全体へ行き渡らせて洗いましょう。
予洗いで髪と頭皮を十分に濡らす
水分が十分に行き渡るとシャンプーが泡立ちやすくなり、泡を髪と頭皮へ広げやすくなります。洗髪時も髪同士を強くこすり合わせないようにします。
薄毛対策とブラッシングを混同しない
ブラッシングは日常のヘアケアですが、AGAなどの脱毛症を治療する方法ではありません。薄毛や抜け毛が進行する場合は、ブラッシング方法だけで原因を判断せず医療機関への相談も検討してください。
シャンプー前のブラッシングは、髪が絡まりやすい場合に役立つ準備です。絡まりがなければ必須ではなく、必要な場合も毛先からやさしくほぐしてから予洗いへ進みましょう。