フィナステリドを自宅で受け取りたい場合、「通販で買えるのか」と考える人も多いでしょう。医療機関のオンライン診療を受けて処方薬を配送してもらう方法と、海外サイトなどから個人輸入する方法は別物です。診察、国内承認品の取り扱い、健康被害時の対応まで含めて違いを理解しておきましょう。
フィナステリドは一般的な通販商品とは違う
フィナステリドは日用品のように通販サイトで自由に選んで購入するものではありません。国内では処方箋医薬品として扱われています。
国内のフィナステリドは処方箋医薬品
プロペシアや国内承認のフィナステリド錠は医療用医薬品として扱われます。
- 医師の診察を受ける
- 健康状態を伝える
- 処方された薬を使用する
オンライン診療なら自宅で診察を受けられる
オンライン診療に対応する医療機関では、診察後に処方薬が配送される場合があります。単なる通信販売とは異なります。
| 流れ | 内容 |
|---|---|
| 予約 | オンライン診療を申し込む |
| 診察 | 医師が状態を確認する |
| 処方・配送 | 診察結果に応じて処方される |
診察なしの通販とオンライン診療を混同しない
医師の診察を経て処方されるサービスと、海外製品を直接注文する個人輸入では仕組みが異なります。
「ネットで注文できるか」ではなく、「医師の診察と処方があるか」を確認しましょう。
オンライン診療でも必ず処方されるとは限らない
診察を申し込めば必ずフィナステリドが処方されるわけではありません。医師が診察結果を踏まえて判断します。
- 既往歴
- 使用中の薬
- 薄毛の状態
オンライン診療と個人輸入は何が違う?
大きな違いは、医療機関による診察・処方の有無と、国内の医薬品流通制度の中で扱われるかどうかです。
オンライン診療は医師の診察を受ける
オンライン診療では医師の診察を受け、その結果に基づいて薬が処方されます。
- 健康状態を伝えられる
- 服用中の薬を相談できる
- 継続診療を受けられる
個人輸入は自己使用目的で海外から取り寄せる
厚生労働省は、個人輸入品について国内で正規流通する医薬品と同じ品質・有効性・安全性の確認がなされているわけではないと注意喚起しています。
海外サイトで購入できることと、日本国内で承認された医薬品であることは同じ意味ではありません。
偽造品や成分情報のリスクも考える
個人輸入では、偽造製品の可能性や、成分・用法・副作用情報が十分でない可能性にも注意が必要です。
- 国内承認の有無
- 偽造製品の可能性
- 表示内容の確認
健康被害時の扱いにも違いがある
厚生労働省は、個人輸入された医薬品による健康被害は医薬品副作用被害救済制度の対象にならないと案内しています。
価格だけでなく、問題が起きたときに相談できる医療体制まで比較することが重要です。
オンライン診療でフィナステリドを処方してもらう流れ
医療機関によって細部は異なりますが、予約から診察、処方、配送という流れが一般的です。
AGAを扱う医療機関を選ぶ
オンライン診療に対応し、AGAの診療を行っている医療機関を確認します。
- 診療内容
- 取り扱う薬
- 診察料・薬代・送料
問診で服薬状況や健康状態を伝える
現在使っている薬や既往歴などは診察時に正確に伝えます。
- 服用中の医薬品
- 既往歴
- 治療中の病気
- 過去のAGA治療歴
医師の診察後に処方を受ける
問診だけで自動的に薬が発送されるのではなく、医師の診察を受け、処方が適切と判断された場合に薬が処方されます。
オンライン診療も医療行為であり、単なる薬のネット注文ではありません。
継続時も体調変化を伝える
継続処方を受ける際は、服用後の体調や新たに使用し始めた薬などを伝えましょう。
- 気になる体調変化
- 他院で処方された薬
- 治療上の疑問
フィナステリドの入手先を選ぶときのチェックポイント
自宅配送の便利さだけでなく、薬の情報、費用、診療体制を確認して選ぶことが大切です。
国内承認薬かを確認する
医療機関が処方する薬について、販売名や製造販売元を確認しましょう。
- 薬の正式名称
- 製造販売元
- 国内承認品か
薬代以外の費用も確認する
オンライン診療では、薬代以外に診察料や送料がかかる場合があります。
- 初診・再診料
- 薬代
- 送料
継続診療と相談方法を確認する
薬を受け取った後に相談できるか、次回診察がどのように行われるかも確認します。
- 再診方法
- 体調変化の相談先
- 処方変更時の手続き
安さだけで個人輸入を選ばない
個人輸入は国内のオンライン診療とは異なり、品質確認や健康被害時の対応に違いがあります。
フィナステリドは、入手のしやすさより適切な診察と入手経路を優先して考えることが重要です。
参照資料:PMDA「医療用医薬品 添付文書」、厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」、日本皮膚科学会ガイドライン2017年版


