発毛剤のローションタイプは、液状の薬剤を薄毛が気になる部分の頭皮へ塗布する剤形です。 髪そのものへ付けるのではなく、頭皮へ製品指定量を塗ることが基本です。生え際などでは液だれしやすいため、一度に大量に出さず、容器の使用方法に従って少しずつ塗布しましょう。
発毛剤のローションタイプとは?
一般に液状の外用薬を頭皮へ塗布するタイプを指します。 容器や計量方法は製品によって異なります。
ミノキシジル配合の液体製品がある
国内にはミノキシジルを有効成分とする液体の一般用医薬品があり、薄毛が気になる頭皮へ使用します。
使用前に効能・効果と用法・用量を確認します。
化粧品のヘアローションとは区別する
「ローション」という剤形名だけでは、発毛剤・育毛剤・化粧品の区分は判断できません。
【購入時に見る表示】
- 医薬品の区分
- 有効成分
- 効能・効果
- 濃度
- 用法・用量
「ローション」という言葉ではなく製品表示を確認します。
ローションタイプの基本的な塗り方
頭皮と髪が乾いた状態で、製品指定量を薄毛が気になる頭皮へ塗布します。
髪を分けて頭皮を見える状態にする
髪が長い場合は分け目を作ると、薬液を髪だけでなく頭皮へ届けやすくなります。
【基本の流れ】
- 頭皮・髪を乾かす
- 薄毛部分の髪を分ける
- 製品指定量を計量
- 頭皮へ塗布
- 薬液が乾くまで待つ
容器を強く押すなど、説明書にない方法で量を増やしません。
1回量は製品の用法を守る
例えば国内の男性用5%ミノキシジル製剤には、1回1mLを1日2回、脱毛している頭皮へ塗布する製品があります。
【量を増やさない理由】
- 多量でも効果増加とは限らない
- 副作用リスクが高まる可能性
- 顔などへ流れやすくなる
- 製品の適正使用から外れる
数値は使用している製品の添付文書を必ず確認します。
液だれを防ぐポイント
生え際や頭頂部では、薬液を一度に大量に出さず、容器の指示どおり塗布することが基本です。
頭を極端に傾けず少しずつ塗る
額へ向かって薬液が流れないよう、塗布位置と容器の向きを確認します。
- 一度に出しすぎない
- 頭皮へ直接塗布
- 額・顔へ流れないよう確認
- 指定量を守る
顔へ付着した場合の扱いは製品説明書に従います。
髪や頭皮が濡れたまま使わない
洗髪後は頭皮と髪を乾かしてから使用するよう案内されているミノキシジル製品があります。
【液だれしやすくなる使い方を避ける】
- 濡れた頭皮へ塗る
- 規定量以上を一度に出す
- 髪だけへ大量に付ける
- 塗布直後にこする
乾燥した頭皮へ適量を使う習慣を作ります。
塗布後に気をつけること
塗布後は薬液が乾くまで待ち、手や顔、枕などへの不要な付着を避けます。
整髪料は発毛剤の後に使う
国内のミノキシジル製剤には、整髪料やヘアセットスプレーを本剤使用後に使うよう記載された製品があります。
【朝の順序】
- 必要に応じて洗髪
- 頭皮・髪を乾燥
- 発毛剤を塗布
- 乾燥を待つ
- 整髪
整髪料と薬液を頭皮上で混ぜるような使い方は避けます。
頭皮トラブルが出たら確認する
発疹・発赤、かゆみ、かぶれなどが現れた場合は、添付文書に従って医師・薬剤師へ相談します。
【相談したい変化】
- 発疹・発赤
- かゆみ・かぶれ
- 強い刺激感
- ふけの増加
- その他気になる症状
正しい塗り方だけでなく、使用中の頭皮状態も確認しましょう。