頭皮を触ったときだけ痛む場合は、できものや炎症、傷、髪の牽引、外からの圧迫などが関係していることがあります。痛い場所を何度も押して確認すると刺激を増やすため、見た目と経過を確認し、腫れや膿などがあれば皮膚科へ相談します。
触ると痛い部分にできものや炎症がないか見る
指で強く押すのではなく、鏡や家族の協力などで皮膚の状態を確認します。
赤いできものがある場合
毛包周囲の炎症などでは、限局した赤い丘疹や膿疱が生じることがあります。
傷やかさぶたがある場合
掻き壊し、ブラシ、爪などによる小さな傷でも、触れたときに痛むことがあります。
湿疹や赤みが広がっている場合
接触皮膚炎などの炎症ではヒリヒリ感を伴うことがあり、新しく使った製品がないか確認します。
【できものを自分でつぶさない】
痛みのある丘疹や膿疱を押し出すと皮膚を傷つける可能性があります。腫れや膿が増える場合は皮膚科へ相談します。
髪を引っ張る力や圧迫も確認する
皮膚に目立つ異常がないときは、日常的な物理的刺激を振り返ります。
きつく髪を結んでいないか確認する
強く引っ張る髪型は頭皮や毛髪へ負担をかけます。同じ髪型を長時間続ける場合は緩めます。
エクステやヘアアクセサリーの位置を見る
特定の場所だけ痛むなら、毛髪を引く力や金具などが当たっていないか確認します。
帽子・ヘルメット・枕などの圧迫を見る
一定の姿勢や装具の使用後に痛みが出る場合は、圧迫されている場所との一致を確認します。
痛い場所を繰り返し触らず刺激を減らす
原因を確かめようとして何度も押すこと自体が刺激になります。
頭皮マッサージを一時的に控える
痛む部分を強く揉んでも原因の治療にはなりません。炎症や傷がある場合は刺激を避けます。
刺激の強い頭皮ケアを追加しない
スクラブ、クレンジング、アルコール感の強い外用製品などを次々に追加せず、使用中の製品を整理します。
痛みの経過を記録する
いつから、どの場所が、何をしたときに痛むかを記録すると受診時にも役立ちます。
触ると痛い頭皮で受診を考える目安
局所の痛みでも、炎症や感染など医療的な対応が必要な場合があります。
腫れ・膿・熱感が目立つ場合
炎症が強い場合は自己処置でつぶさず、皮膚科で診てもらいます。
水疱や発疹が現れた場合
痛みと皮疹を伴う疾患もあるため、急に水疱などが出た場合は早めに相談します。
痛みが改善しない場合
刺激を避けても痛みが続く、範囲が広がる、痛みが強くなる場合は原因を確認するため受診を検討します。