スカルプシャンプーを成分で比較するときは、成分数の多さではなく「洗浄成分」「有効成分」「保湿・基剤などの成分」がそれぞれ何のために配合されているかを分けて確認します。
化粧品と医薬部外品では表示や効能の考え方も異なります。有効成分という言葉を、すべての配合成分に当てはめないことも大切です。
スカルプシャンプーは成分をどう比較する?
最初に製品区分を確認し、そのうえで洗浄成分、有効成分、その他の保湿成分などを整理します。
化粧品か医薬部外品かを見る
薬用シャンプーは医薬部外品として有効成分と承認された効能・効果を表示します。一般的な化粧品シャンプーとは区別して比較します。
成分数で優劣を決めない
配合成分が多いほど効果が高いとは限りません。目的に必要な成分と、自分の頭皮に合う処方かを見ます。
洗浄成分を比較する
洗浄成分は、頭皮や毛髪の皮脂・汚れを落とすシャンプーの基本となる成分です。
界面活性剤の種類を見る
アミノ酸系、ベタイン系、高級アルコール系、石けん系などと呼ばれる洗浄処方があります。ただし、複数の界面活性剤を組み合わせる製品もあります。
強弱だけで評価しない
必要な皮脂や整髪料を落とせるか、洗髪後に乾燥・刺激が出ないかというバランスで判断します。
【洗浄成分の比較軸】
- 頭皮の皮脂・乾燥に合うか
- 整髪料を落とせるか
- 洗髪後につっぱらないか
- 刺激やかゆみが出ないか
有効成分と保湿成分を比較する
医薬部外品では有効成分とその効能を確認し、保湿成分などとは役割を分けて理解します。
有効成分は効能とセットで見る
薬用シャンプーでは、フケ・かゆみを防ぐなど、製品に表示された効能・効果と有効成分を確認します。「有効成分が多いほど優秀」とは判断しません。
保湿成分は頭皮・毛髪の使用感も見る
グリセリンやBGなどが配合される場合がありますが、一成分だけで保湿力や刺激性を断定せず、処方全体と使用感を確認します。
- 主な洗浄成分
- 医薬部外品なら有効成分
- 保湿・基剤などの成分
- 香料など自分が避けたい成分
成分比較で薄毛への効果を決めない
スカルプシャンプーの成分表だけから、AGAなどの脱毛症への治療効果を判断することはできません。
シャンプーと発毛治療を区別する
洗浄やフケ・かゆみ予防などの役割と、医薬品による発毛・脱毛症治療は分けて考えます。
進行する薄毛、急激な脱毛、円形・まだらな脱毛、強い頭皮炎症がある場合は、シャンプー成分の比較だけで対処せず医療機関へ相談してください。